おなだか勝の政治日誌
 
  どうなる医療費負担 2003.02.14
 
医療費3割負担凍結なるか
 民主党・自由党・社民党・共産党の野党4党は2月12日に3割負担実施を凍結する法案を提出しました。
 政府が強行しようとしているのは、サラリーマンとその家族の患者負担を今までの2割から3割に引き上げるもので、試算では年間4000億円の患者負担増になるようです。
 ここまでならよくある話で、与党3党で数の力で押し切ると…
しかし、今回はちょっと様子が違うようです。
それは自民党の最大の支援団体である日本医師会と歯科医師会が連携して、3割負担反対を打ち出していることです。単に野党が反対しているだけなら押し切ってしまえでしたが、医師会を敵に回してしまえば、今回の統一地方選挙、そして今年中には予想される解散総選挙で自民党としては、支援が得られないような大変な事態もありうるからです。
 そんな状況を回避しようと、自民党のいわゆる厚生族議員たちが動き出したのです。橋本龍太郎元首相を先頭に、この3割負担の言い出しっぺは小泉首相と山崎拓自民党幹事長であり、責任の所在は彼らにあり、現在、負担増回避に向けて申し入れしているというポーズ?を取っているのです。もちろん無理を承知で…
 しかし、選挙をにらんで国民に対して、また、医師会に対してそのようなパフォーマンスをとるなんてまったく白々しいったらありゃぁしない。大自民党として、本当に国民の事を思うのなら、政府が提案する前に十分に3党で議論をしてからにしてほしかったです。 ホントニ…
 

 
 
国民健康保険料の値上げ? エッ!公平か?
 サラリーマンの自己負担増もたいへんですが、国民健康保険料も値上げになりそうです。
 板橋区でも今回の定例会で条例改正が可決されると、年収700万円世帯で年間約3万6千円の増、年収300万円の世帯では約11500円の増となります。これから詳しい報告があり、委員会で付託され、審議されますが、おいおいってところでしょうか。
 この前、報告しましたように、65歳以上の介護保険料を値上げさせなかったところまではよかったのに、またこれです。
 将来に対する不安とデフレ不況のまっただ中での一連の負担増。確かに税収が落ち込んで財源がなく、値上げもいたしかたない部分も多少はわかります。しかし、現実には年収100万円世帯の保険料まで値上げして、年収900万円以上のいわゆる限度額世帯では値上げ0とは納得がいかないではありませんか。100万円世帯で年間5000円上がるのと、900万円以上の世帯で年間5000円あがるのではどれだけ痛みが異なるか想像に難くないでしょう。

 また、一方ではこんな話も聞こえます。ある居酒屋で60代後半の女性です。「私たちは前から3割負担で払ってるんだよ。サラリーマンだけが2割で、しかも、保険料は会社と折半だし、サラリーマンは恵まれてるよ!」
 確かに言われて見れば、私も国民健康保険です。う〜ん。
税負担や保険料負担は収入に応じて、広く浅く、しかも公平感を勘案して考えていかなければと頭を抱えています。この国民健康保険料の値上げについては、私の所属している厚生児童委員会に付託されます。十分に検討し、議論し、研究して、またご報告します。
 
 
 
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