おなだか勝の政治日誌
 
  中1―12歳の犯行 2003.07.10
 
私の長男も12歳の中学1年生
 長崎の駿ちゃん4歳殺害事件は何と12歳の中学1年生の犯行でした。
 捜査段階の様々な情報から、中学生か高校生の可能性もあると言われていましたが…まさか中1のこのまえまで小学生だった生徒による凶悪犯罪であるとは…
 私の長男も12歳の中学1年生です。勉強がそこそこできて、友達はそんなに多い方ではなくて、不登校になりかけたこともあり、自分の殻に閉じこもってしまうと、奇声を発したり、ふとんをかぶって寝込んだりといろいろありました。
 しかし、今でも親にはほとんど何でも話しますし、中学に入って意外でしたが、野球部に所属して、一生懸命練習に励んでいるので、少し安心しています。

 
 
サインを見落としてないか?
 今回の長崎の事件・神戸の連続殺傷事件・西鉄バスジャック事件・黒磯のバタフライナイフによる教師殺害事件など凶悪犯罪の低年齢化はたいへんなスピードで増加傾向にあると言われています。
 その中で、普段から非行の傾向があって、学校や警察にマークされている場合は、なるほどと(まあ納得してはいけないのですが)
 しかし、長崎の12歳も神戸の14歳も、勉強もできて比較的目立たないという、親も先生も手のかからない子であったのです。
 ところが、神戸の時にもそうでしたが、この凶行に及ぶにはそれなりのサインを発していたことがわかっています。
 虫や小動物へのいたずらから、イヌ・ネコへの虐待、そして抵抗が比較的少ない幼児へのいたずら、そして…
 
 今回の長崎の件では、12歳の少年のやったことかはわかっていませんが、イヌやネコがいたずらされ、殺されということが、数ヶ月前から近隣地域で起こっているのです。
 また、幼児が裸にされて、いたずらされたり、連れて行かれそうになったりと、やはり少年の仕業かもと噂されています。
 もし、そうであったなら、やはりそのようなイヌやネコへの虐待が報告されたら、たとえイヌやネコであってもその犯行を追及し、ましてや幼児へのいたずら、連れ去りとなればなおのこと、犯人特定を急ぎ、殺人という最悪の結果を食い止める必要があることを今回の事件から、学習しなければなりません。
 
 学校・親・地域・警察が連携して、このような前兆に対して敏感になり、そのサインを見落とさないような努力をしていかなければならないと痛感しています。
 
やっぱり親が頑張らないと…
 駿君が連れ去られたのは、ほんの10分の死角をつかれたものです。
ご両親としては悔やんでも悔やみきれないと思います。同じ子を持つ親として、本当に心からお悔やみ申し上げるとともに、駿君のご冥福をお祈りいたします。
 しかし、悪いのは確かに12歳の少年ですが、やっぱり、最後は我が子を守る責務は親でしかありません。自分も一層の責任を感じています。
 
 さて、犯行に及んだ少年のご両親はいったいどのような気持ちでしょうか?おそらく「死んで済むものなら、死んでしまいたい」くらいの気持ちでありましょう。
 どこでどのように育て方を間違ったんだろう?勉強もできて、おとなしく、非行に走るタイプでもない。手のかからない子ども…
 確か、神戸の少年も同じように優秀なお子さんだったようです。

 長崎の12歳の少年は、「今、何時ですか?」と誰かれ構わず聞いていたということを聞いています。また、所在なさげに、あちこちをうろうろしていたという情報もあります。しかも、あまり、友達はいなかったようです。 
 ご両親は、共稼ぎで、朝、いっしょに出かけてしまったら、夕食も一緒にとらないことが多かったのではないでしょうか?
 生まれたらすぐ、保育所に預け、小学校にあがれば、学童クラブに預け高学年になれば、塾や習い事と… 親子の接点があまりに希薄である家庭が多くないですか?

 話は飛びますが、小学校で給食室の改修工事で、2―3ヶ月間給食が実施できないと、弁当を持ってきてくださいということがありました。
 大半の親は、頑張って給食をつくるでしょうが(中にはコンビニ弁当のままという方もいます)、弁当の注文を取れとか、なんとかしろだのと文句をつける親がいます。
 「いつもより1時間早く起きて、子どもの喜ぶ弁当をつくりなさい」と私は声を大にして申し上げたい。何でもかんでも仕事が大切だとか金がかかるだとか言って、子育てを他人に任せっきりの家庭が多すぎるのではないか?

 お金が必要なのはそりぁどこもそうです。
でも、子どもが非行に走って、悩まされ、他人を傷つけて、謝罪し、償いしなければならなくなるかもしれない。
 非行に走らなくても、勉強できておとなしくても、親がぼうっとしている間にこんな悲惨な事件を引き起こすかもしれない。
 
 今の子どもたちは、親も学校も、地域の大人も怖くないんです。畏れを知らぬ「ガキ」ほど、たちの悪いものはありません。
 愛情をかけて育てる、愛情をかけて叱る、時には殴る。子どもと正面から向き合う時間を取れない家庭は不幸です。

 せめて、弁当くらい作ってあげてください。せめて、週に1回は家族団らんで朝食を取って、週に1度は夕食を囲んでもらいたいものです。

 うちも気をつけなくっちゃ…

 
 
 
  戻る
 
 
 
◆ 板橋区議会議員 おなだか勝 事務所 ◆
 
住所: 〒173-0034
  板橋区幸町 51-9
TEL: 03-3554-0965
FAX: 03-5966-9595
e-mail: ono-3566@mub.biglobe.ne.jp
   
◆ 板橋区議会控室 ◆
TEL: 03-3579-2719〜2720
FAX: 03-3579-2737